桂の端材で作ったハート型ミニ水差し
サイズは95mmx95mmx30mm
昨年の金沢文庫芸術祭用に作っていて間に合わなかったものを後日初トライの内面朱塗り仕上げで顔料と朱合漆の配合による発色の具合や乾燥時の温度・湿度の問題で起きる縮みなどの試行錯誤を繰り返してやっとこ完成させたのでした。ポイントはテレピンを少し加えることだったのでした・・・独学の道は険しい!
左が上から見た様子。逆さまハート。ハートって水差し向きの形ですね。
masのサインも白の漆塗りで入れました。外側はノミ跡残しの拭き漆仕上げ。イトジキのうち側は朱塗りで小さなハート。
完成したらすぐに、ツイッターで写真貼付のツイート。
「誰か要りませんか〜?」に
四半世紀前からの友人の女性が
「ハイ!ハイ!」と即答してくれ、
「お値段お任せでどうぞ!」と無茶ブリにも関わらず、購入して引き取ってくれたのでした。
ここで改めてお礼を、
「市やん、ありがとう!あいようしてくれているかな〜?」
てなことでこれについてはお値段は言わぬが華。
(文句の無い適正価格をくださいましたことは間違いありません)
まぁ無茶ぶりのお詫びにきれいにハート形にラッピングしておまけも付けてあげたんですよ。